李朝時代に製作された伊羅保茶碗です。
『伊羅保』という名前は茶碗の肌が「いらいらいぼいぼ」していることからそれを縮めて「いらぼ」となったといわれています。
このお茶碗も砂気の多い粗土で成形し木灰釉を薄く施しているためザラザラとした肌をしています。
高台は珍しい碁笥底(ごけぞこ)です。
土の茶色と草葉の緑が合うように、御抹茶の緑色の美しさそのままを包み込んでくれるとても良いお茶碗です。
お茶碗として使うほかにも例えば水をいれてお花を生けても素敵です。
牡丹のような大輪の花を生けても負けない力強さがこのお茶碗にはあります。
古い時代の箱付です。
サイズ | 口径13.4×13.7㎝ 高さ7.3㎝ 高台5.3㎝ |
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備考 | 時代に伴う風合いがあります。 |
発送サイズ | 佐川急便元払い60サイズ |